前回、超基本のレッドストーン回路で「お笑いウルトラクイズの〇×装置」のようなものを作った。
当面は、ひとつひとつ回路の仕組みを勉強して、その技術で何ができるか、使い道を考え作ることにする。
今回はNOT回路というのを勉強していく。NOT回路は信号が逆になるのが特徴。ONがOFFに、OFFがONになる。
信号の動きがわかりにくいので「流しそうめん」で例えてみよう。流しそうめんの下流で待っている光景をイメージしてほしい。
ONがOFFとは、上流から「そうめん」はどんどん流されるが、すべて中盤で取られヤキモキしている感じ。
OFFがONとは、上流で流す「そうめん」はなくなったが、中盤で「そうめん」をせき止めて遊んでいた子供が飽きて流したものが下流に届く感じ。
やはり文章で説明するより見るほうがわかりやすい。ポイントはブロックとレッドストーントーチ。NOT回路は非常に重要で、今後出てくる回路の基礎になっているので理解しておくことを勧める。
以下は、前回勉強した基本のレッドストーン回路。スイッチと粘着ブロックをレッドストーンで繋ぐ。スイッチがONの時、粘着ブロックは上がる。
スイッチがOFFになると粘着ブロックは下がる。
ここにブロックをひとつ置き、信号を流す方向(今回は左から右)の側面にレッドストーントーチを置く。これがNOT回路。スイッチがOFFの時、粘着ブロックは上がる。
スイッチがONになると粘着ブロックは下がる。
基本のレッドストーン回路と動きが逆になったことがわかる。
ここで発想を膨らまそう!
発想は無限だ!
この動きでできること
クイズ番組の回答席
構造物のポイントとして粘着ブロックを下向きに配置する。粘着ブロックの下にはブロックをひとつ配置。このブロックは粘着ブロックの動きで上下する。
※私はハーフブロックを使ってみた
ランプの上にスイッチを配置。スイッチからレッドストーンを後方に伸ばす。
横から見ると途中にNOT回路を入れている。
背面は階段状にブロックを積み上げ、レッドストーンを繋いでいく。
粘着ブロックまでレッドストーンを延ばせば回路は出来上がり。この時、粘着ブロックが飛び出していることを確認しておく。
ハーフブロックを入れて、最後にその上からバケツで水を入れれば完成となる。
粘着ブロックでせき止めているので水はこぼれないが、これを作るまでに何度、水がこぼれだしたことか。水がこぼれると、その度にレッドストーンがワチャチャとなる。
いよいよ中に回答者が入る。
ピンポン!(ランプ点灯)
ブッブー!
天井から大量の水!!!!!
(ブロックが動き水が流れ出る)
水の量、多すぎ~!
まさかの「流し人間」になってしまった。
男前なら中盤でとられヤキモキ、ソコソコなら中盤で遊ばれたのちに下流へ???
いやぁ~やめて!