前回、ラッチ回路で「安全な踏み切り」を作った。よくよく考えると世の中にあるものは、ほとんどラッチ回路で出来ているのではないだろうか。
しかし、ラッチ回路は便利なのだが、作るものによってはリセット用のボタンを付けたくないものもある。
例えば、自動ドア。人通りの多いところではボタンを押して開くものがある。ボタンを押すと自動で開き、その後、勝手に閉まる。わざわざ閉めるボタンはない。
どうでもいいことだが、あのボタンは皆さん、どう押してるんだろう。パー?グー?もしかして、チョキで左右同時に押す人もいるのだろうか?
そこで、ラッチ回路のリセット用ボタンの変わりにタイマーを使って一定時間経過したら自動でOFFすることができないかと試してみた。
それが、こちら。ラッチ回路のリセット側にリピータを設置して遅延時間を作った。
※上のランプがラッチ回路。下のランプはノーマル回路
ボタンを押すと両方のランプが点灯する。
ボタンを離すと、すぐにノーマル回路の方はランプが消えるが、ラッチ回路の方はしばらく点灯したままになり、その後、消える。
これを使って何か作れないかと考えてみるが、なかなか思いつかない。
思いつかないまま、トイレ休憩。すっきりしたところで、ポチッと水を流すボタンを押す。あっ!これだ!
ここで発想を膨らまそう!
発想は無限だ!
この動きでできること言えば
水洗トイレ
トイレのリモコンボタンを押すと水が流れる。もちろん、ボタンを押しっぱなしにする必要はない。ある程度、流れたところで勝手に水が止まる。それをマイクラで再現する。
水の出し方は以前に勉強した「クイズ番組の回答席」と同じやり方を採用する。
上向きにピストンを設置。
※この時、ピストンは上がっている状態
ピストンの上にブロックを置く。
周りをブロックで囲み、水を入れる。
前から見るとこんな感じ。
そして、全体を見るとこんな感じ。
おおおっ、トイレになってる。
では、さっそく便器の横に設置したボタンを押す。
水が流れだした。
ボタンを離しても流れている。
そして、しばらくすると水は自動で停止。
さて、実際に使ってみよう。
わぁ、便器がデカすぎた。
すっぽりハマってしまったじゃないか。私が、まるで「う・・」みたいになってしまっている。
最近では便器から立ち上がったことを検知して、自動で水が流れるようになっているハイテク便器もある。あれって、健康診断で検便するときは、かなり急がないと流されてしまうのだろう。
今日もどこかで、人VS便器の熾烈な戦いが起こっている。
※今回参考にした、いままでの技術