今回も新しい機能を勉強してみる。その名もオブザーバー(観察者)というものである。
オブザーバーとは目の前の状況が変わったときに、一瞬だけ信号を送るもの。例えば、オブザーバーの前にブロックを「置いた」、「壊した」とか、作物が「成長した」とか、何かの変化をとらえた時に後ろ側から信号が一瞬出る。
現実世界で例えてみる。テレビを見ていて大爆笑した瞬間、勢い余って「プッ」とおしりから出てしまうようなものと考えるとわかりやすい。
やはり、文章で書くより見るほうがわかりやすいので、以下を見てみる。
オブザーバーが、よく使われるのはサトウキビの自動収穫装置。
サトウキビの自動収穫装置は色々な方が紹介しているので、ここでは簡単に紹介することに。まずは土台作りから。
オブザーバーの後ろはレッドストーンで繋げておく。
さらにチェストを置き、サトウキビを植える。最後にホッパーを並べていけば、サトウキビ自動収穫機の完成である。
ちなみにホッパーは設置する向きに注意。チェストの方に向くように設置していく。
※チェストにホッパーを繋げる時はコントローラーのR3を押した状態で設置する。
動きを見ていく。以下のようにサトウキビが成長していく。
オブザーバーの高さまでサトウキビが成長した瞬間、オブザーバーが反応しピストンが飛び出し刈り取る。刈り取られたサトウキビは自動でチェストに入った。
これがあれば、放置していても勝手にサトウキビが収穫され増えていく。
ただ、私がやっているのはクリエイティブモードなので自動収穫装置は不要。このままでは、つまらないので何か追加してみよう。
ここで発想を膨らまそう!
発想は無限だ!
この動きでできること言えば
サトウキビ自動収穫装置で収穫祭
当ワールドには「ご利益ある神社」がある。この神社で収穫祭を行うことにする。
収穫した喜びを神様に感謝する儀式を行う。まずは神社に収穫装置を設置した。
この神社はチェストに物を入れて、感圧板を踏むと神様が登場する。しかし、自動収穫で感圧板を踏むことができない。そこで、オブザーバーの信号で神様の登場を演出することにした。
ここで難題が発生。オブザーバーの信号は短く、扉を開くことができなかった。ラッチ回路にしようとしたが、それも無理。
あることを思い出した。それが「弓矢スイッチで栄光の架け橋」だった。
オブザーバーの後ろに分配装置を設置。その中に弓矢を入れた。向かい側にはボタンスイッチを設置。
オブザーバーがONすると弓矢が飛び出し、向かいのボタンスイッチをONする。これでオブザーバーの信号の時間を延長できることができる。
これで刈り取った瞬間、扉が開き神様が登場することができた。
神様、たくさんの収穫ができますように!
オブザーバーの信号の時間を延ばす画期的なアイデアはよかったが、弓矢がなくなると神様が登場できなくなる。
神様!気が向いたら弓矢を補充しますね!
※今回参考にした、いままでの回路